様々な疾患を抱え、治療を行っていた犬4匹に、状態に応じた治療を継続しつつアスタキサンチンを4~6週間補給し、対照としてアスタキサンチンを与えずに治療のみ行った3匹と比較しました。補給したアスタキサンチンの量は、体重や症状等を基に獣医師の判断により、3~4mg/匹補給しました。補給前後に血液中の酸化ストレス度合い(Deriatives of Reactive Oxygen Metabolites: d-ROM)を測定し、対照の犬も治療中同じくらいの期間をあけて測定しました。その結果、アスタキサンチンを補給した犬では酸化ストレス度合いの平均値が低下する傾向がみられました。