アスタキサンチンの抗酸化力をアップさせる トコトリエノール
非常に強い抗酸化作用で、わたしたちのカラダに様々な良い影響を与えてくれるアスタキサンチンですが、ここでは、そのアスタキサンチンの抗酸化作用を、さらに強めてくれる別名スーパービタミンE、「トコトリエノール」をご紹介します。
別名スーパービタミンEって、名前からして頼もしいですね。
ビタミンEはまたの名を「トコフェロール」と呼ばれますが、「トコトリエノール」はその同族体です。トコトリエノールは、原子のつながりの強さを意味する二重結合を、トコフェロールより多く持っています。だからトコトリエノールはトコフェロールよりも活性が高いとされ、抗酸化力に関しては、50倍と言われています。そこからスーパービタミンEと呼ばれてるんですね。それでは、このスーパービタミンE、「トコトリエノール」とアスタキサンチンを一緒に摂取すると、どんな結果になるのかを一緒にみていきましょう。
わたしも一緒に勉強しながらお手伝いいたします。
活性酸素「一重項酸素」の発生を抑えるチカラが、 96%までアップ!
アスタキサンチンの特長として、ヒトが元から体内に持っている抗酸化成分では消せない活性酸素、「一重項酸素」を抑制するチカラがあるということは、アスタキサンチンについてのページで確認しましたね。次のグラフを見ていただきたいのですが、この「トコトリエノール」は、アスタキサンチンの「一重項酸素」を抑制するチカラを、さらに増強する作用があるのです。
アスタキサンチンだけでも一重項酸素を80%発生を抑制できていたのに、トコトリエノールを併用することで96%まで抑制できていますね!
DNA損傷の原因「過酸化脂質」を抑制してくれる
「一重項酸素」は、紫外線を浴びることにより発生するので、美容の大敵であるシミ・シワの原因といわれていますが、ほかにも、脂質を酸化させ、「過酸化脂質」という物質に変えてしまいます。
博士、脂質が酸化されるとどうなってしまうのですか?
たとえば、天ぷら油を繰り返し使うと、真っ黒になりますよね。まさにあれと同じ状態です。私達の体は細胞からできていて、その細胞の外側の膜の部分が脂質でできています。細胞の中には遺伝子の本体であるDNAがあり、このDNAが傷ついてしまうと、体が老化したり、不調が起きてしまいます。それらを守るという意味で、膜は重要な役割を担っているのですが、膜が酸化されると、中のDNAを守れなくなってしまうのです。
だから細胞膜を酸化させないことが大切なんですね。
そのためにも一重項酸素を抑えるチカラが最も重要なのです。アスタキサンチンの一重項酸素を抑えるチカラをパワーアップさせてくれるトコトリエノールを、ぜひ一緒に摂っていただきたいと思います。アスタキサンチンとトコトリエノールを摂取する際はそのバランスも大切。両方うまく摂れるサプリメントがオススメです
わたしももっともっと勉強して、このトコトリエノールのように博士をサポートできるようになりたいです!
それは頼もしいですね。期待していますよ。これからも一緒に頑張りましょう!